ヨーロッパ軒は、福井県を代表する老舗の洋食店で、その魅力は地域を超えて広く知られています。
敦賀市と福井市にある店舗は、それぞれに独自の魅力を持ち、訪れる人々を魅了しています。
では、これらの店舗にはどんな違いがあるのでしょうか？
また、2024年の最新の値段やメニューはどうなっているのでしょうか？
この記事では「ヨーロッパ軒敦賀と福井の違いは？味やメニューについても調査！」というテーマでお届けします！
ヨーロッパ軒の敦賀店と福井店は、数々のTV番組にも取り上げられており、県内で知らない人はいないほど有名なんです。
テレビで紹介されることで多くの観光客が訪れ、両店舗の個性的な魅力が広く知られるようになりました。
この記事を読むことで、ヨーロッパ軒敦賀と福井の違いや歴史背景を理解し、訪れる際の参考にすることができます。
それぞれの店舗の味やメニューの違いを知って好みに合った店舗を選ぶことができますし、2024年最新の値段情報を得て、予算に合わせた計画を立てることができます。
一緒にヨーロッパ軒の世界を深掘りしていきましょう！
ぜひ最後までご覧ください♪
Contents
ヨーロッパ軒敦賀と福井の違いは？
ヨーロッパ軒は、福井県を中心に展開している老舗の洋食店で、その歴史は100年以上にわたります。
特に敦賀市と福井市にあるヨーロッパ軒は地元の人々や観光客に愛され、それぞれ独自の魅力を持っています。
この記事では、ヨーロッパ軒敦賀店と福井店の違いや2024年の値段、味やメニューについて詳しく調査します。
福井県の名物料理『ソースカツ丼』
カツ丼といえば、一般的には卵とじのカツ丼を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、福井県をはじめ、福島県、山梨県、長野県、群馬県など、いくつかの地域ではカツ丼といえばソースカツ丼が主流です。
ソースカツ丼の発祥
ソースカツ丼の発祥には諸説あり、全国における元祖は明確にはなっていません。
一説として、福井市順化の片町通りに総本店を構える『ヨーロッパ軒』が元祖という説が有名です。
ヨーロッパ軒の創業者、高畠増太郎氏は、ドイツのベルリンにある日本人倶楽部で6年間料理の修業を積んだ後、ドイツやオーストリアの肉料理「シュニッツェル」を参考に、とんかつの原型を考案しました。
また、ドイツで学んだウスターソースを使用し、それを日本のご飯にのせた料理として「ソースカツ丼」を考案したと言われています。
ヨーロッパ軒の歴史
1913年、高畠氏は東京で開催された料理発表会で「ソースカツ丼」を発表し、東京都早稲田鶴巻町（現在の新宿区）に『ヨーロッパ軒』を開業しました。
店名は、ヨーロッパで修業した経験に由来しています。
しかし、1923年の関東大震災で被災したため、高畠氏は郷里の福井に戻り、1924年に現在の総本店所在地である福井市片町通りで営業を再開しました。
店舗の拡大
1939年には、初の暖簾分け店舗として、現在の敦賀ヨーロッパ軒本店である敦賀分店が誕生しました。
これを機に、優秀な料理人による暖簾分けが進められ、現在では福井市に11店舗、敦賀市に5店舗、春江、丸岡、神明など福井県内に計19店舗が展開されています。
敦賀店と福井店が別々の系列である理由
敦賀ヨーロッパ軒の始まりは、創業者高畠増太郎の娘婿であり弟子でもある赤坂耕二が「洋食専門大衆食堂 ヨーロッパ軒敦賀分店」として店を開いたことに由来します。
市内でさらに店舗を展開し「敦賀ヨーロッパ軒」として事業を拡張しました。
現在では、この「敦賀ヨーロッパ軒本店」を含むすべての敦賀市内の店舗が直営店となっております。
これが敦賀ヨーロッパ軒本店とヨーロッパ軒総本店の違いになります。
店のキャッチフレーズは「あなたのお店、国際観光レストラン」とし、それぞれの店舗に固有のスローガンも設けられています。
その中でも特に印象的なスローガンは「まごころと美味しさは北陸で2番」で、これはお母さんやおばあさんの手作りの料理を大切にする文化を反映しています。
敦賀店の魅力
店内の雰囲気も敦賀ヨーロッパ軒の魅力の一つです。
木造の建物やレトロなインテリアは、訪れる人にとって懐かしい気持ちになったり、若い人たちは昭和レトロな感じがエモいと思うはずです。
店内はいつも温かい雰囲気に包まれており、地元の常連客や観光客で賑わっています。
テレビ番組や雑誌などのメディアでも度々紹介され、その名は広く知られるようになり、遠方からわざわざ訪れる人も多く、その人気は止まることはありません。
アットホームなサービスも、来場者に比べて使いやすさを感じさせ、リピーターが多い理由の一つとなっています。
福井店の魅力
福井ヨーロッパ軒総本店の店内は、現代的な感じでスタイリッシュなデザインな雰囲気が漂います。
壁にはシンプルながらも洗練されたアートが飾られ、家具やインテリアもモダンなデザインが取り入れられています。
訪れる人々に新鮮で居心地の良い良い空間を提供し、柔らかな照明が温かみを添え、落ち着いた雰囲気の店内で食事を楽しむことができます。
福井ヨーロッパ軒総本店は、福井市の中心部に位置しており、アクセスの便利さもその人気の一因です。
観光地やビジネスエリアからも近いため、観光客やビジネスマンにとっては非常に訪れやすい立地です。
多くの観光ガイドブックやメディアで紹介されているため常に敦賀店同様に人気です。
ヨーロッパ軒敦賀と福井メニューの違いは？
ヨーロッパ軒では、敦賀本店系列と福井総本店系列でメニューが異なります。
敦賀店のメニュー
敦賀店では、創業当初からの伝統的なメニューが多く揃っています。
特に「ソースかつ丼」が人気で、サクサクとした衣と特製ソースが絶妙にマッチしています。
また、エビフライやメンチカツなどの洋食メニューも充実しており、昔ながらの洋食の味を楽しむことができます。
福井店のメニュー
福井店では、敦賀店のメニューに加えて、福井市の地元食材を使った限定メニューが楽しめます。
例えば、福井県産の米や野菜を使用した定食メニューが人気です。
また、福井店独自の創作料理も提供されており、訪れる度に新しい味を楽しむことができます。
ソースかつ丼の違い
敦賀店のソースかつ丼
敦賀店のソースかつ丼は、特製のソースがかけられたサクサクのカツがご飯の上にのせられています。
ソースは甘辛く、カツとの相性が抜群でボリュームもあり、食べ応えがあります。
福井店のソースかつ丼
福井店のソースかつ丼は、敦賀店と同様に特製ソースが使用されていますが、若干アレンジが加えられています。
例えば、福井県産の食材を使用したトッピングが追加されていることがあります。
また、ソースの風味も微妙に異なり、福井店独自の味わいが楽しめます。
ソースの違い
敦賀店のソース
敦賀店の特製ソースは、福井店のソースをベースにしながらも、独自のアレンジが加えられています。
福井店はイカリソースを使用し工場でブレンドされたソースですが、敦賀店はカゴメソースを使用し、店舗で仕込んでいる自家製ソースです。
敦賀は関西圏になるので、ソースをやや甘めにブレンドしているのが特徴となっています。
福井店のソース
敦賀店の特製ソースは、創業当初からのレシピを守り続けています。
このソースは、ウスターソースをベースに数種類のスパイスや調味料をブレンドして作られ、甘辛い味が特徴です。
ソースの濃厚さと深い味わいがカツとの相性をさらに引き立てます。
特にソースの甘みが強く感じられるため、子どもから大人まで幅広い層に人気があります。
エビフライ
ソースカツ丼に目が行きがちですが、エビフライも隠れた人気メニューです。
敦賀店のエビフライ
敦賀店のエビフライは、大ぶりのエビを使い、カリッと揚げられています。
特製タルタルソースとともに提供され、エビの旨味とソースの酸味が絶妙にマッチしています。
福井店のエビフライ
福井店のエビフライも、敦賀店に劣らない美味しさです。
福井店では、地元産の新鮮なエビを使用しているため、より風味豊かなエビフライが楽しめます。
特製タルタルソースも福井店独自のレシピで作られており、一度食べたら忘れられない味わいです。
創作料理
ヨーロッパ軒ではよくある洋食メニューのほかに創作料理も豊富です。
敦賀店の創作料理
敦賀店では、伝統的な洋食メニューが中心ですが、時折創作料理も提供されています。
これらの料理は、季節の食材を使用し、シェフの独創的なアイデアが詰まっています。
福井店の創作料理
福井店では、創作料理が豊富に揃っています。
特に、福井県産の食材を使用したメニューが多く、地元の味を楽しむことができます。
例えば、福井産のカニを使った料理や、地元の野菜をふんだんに使ったサラダ、冬季限定で能登産のカキフライなどがあります。
ヨーロッパ軒敦賀と福井の値段の違いは？
敦賀本店系列と福井総本店系列、各店舗店舗によって若干メニューの値段が異なります。
敦賀店の値段
2024年の敦賀店の主なメニューの値段は以下の通りです。
- かつ丼：990円
- パリ丼：990円
- エビフライ：1,210円
- ドリームランチ：1,430円
ソースカツ丼以外にボリュームを求めて頼むなら、スカロップとエビフライがセットになっているドリームランチがおススメです。
スカロップとは、脂身をそいだ豚肉をソテーして特性デミグラスソースをかけた料理です。スカロップという名前は、フランス語でエスカロープ（薄く切った肉や魚を焼いた料理）がもとになっているようです。
福井店の値段
福井店の主なメニューの値段は以下の通りです。
- カツ丼セット：1,300円
- エビ丼：1,080円
- ３種盛スペシャルカツ丼セット：1,500円
- カキフライ（冬季限定）：1,250円
冬季限定になってしまいますが、カキフライがおすすめです。能登産のカキフライを使ったカキフライ丼も食べておきたい一品です！
まとめ
いかがでしたでしょうか？
「ヨーロッパ軒敦賀と福井の違いは？味やメニューについても調査！」というテーマで詳しくお伝えしてきました。
敦賀と福井のヨーロッパ軒はそれぞれに独自の歴史と魅力を持ち、訪れる人々を魅了しています。
敦賀と福井の違いは、敦賀店は伝統的な洋食メニューとアットホームな雰囲気が特徴であり、福井店はモダンでスタイリッシュな雰囲気と創作料理が楽しめます。
2024年の値段についても、両店の主なメニューの価格を詳しくご紹介しました。
この記事を読むことで、ヨーロッパ軒を訪れる際の参考にしていただければ幸いです。
敦賀、福井どちらの店舗も、個性的な魅力と美味しい料理を提供しているのでぜひ訪れてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました♪
