アニメも大人気だった忘却バッテリー。
もちろん原作も野球漫画の中でも特に注目を集めている作品ですよね。
その中でも、山田太郎は要圭や清峰葉流火などの主要キャラクターの実力やエピソードに隠れがちな存在ですが、彼の実力やチーム内での活躍は見逃せません。
安定した守備力と複数のポジションをこなす器用さ、堅実なバッティングを兼ね備えた山田太郎の実力はどれほどのものなのか。
また、彼がどのようにしてチームに貢献しているのかを調査しました。
「忘却バッテリー山田太郎の実力は？ポジションやチームでの活躍について調査！」というテーマで、山田太郎の野球人生を深掘りしていきます。
この記事を読むことで、山田太郎の魅力や彼の成長過程を詳しく知ることができ、作品をより一層楽しむことができます。
最後までぜひご覧ください♪
Contents
忘却バッテリー山田太郎の実力は？
本作品の主人公である要圭の記憶喪失というエピソードや、清峰葉流火、藤堂葵、千早瞬平の4人に比べると目立った個性やエピソードがなく、パッとしないキャラクターに思われがちの山田太郎ですが、実は安定した守備力と器用さを兼ね備えた選手です。
打線での役割やチーム内の役割が素晴らしく、本作品のナレーターを務めたりと忘却バッテリーという作品の名バイプレーヤーと言ったところでしょうか。
そんな山田太郎の中学時代はどうだったのでしょうか。
忘却バッテリー山田太郎の中学時代の実力は？
山田太郎は中学時代、秋津シニアに所属しており、ポジションはキャッチャーを務めていました。
秋津シニアは弱小シニアであったため、打撃も守備もある程度の実力があった山田太郎は4番を務めるなど、秋津シニア内ではお山の大将になれるぐらいの実力を持っていました。
具体的な明確な描写がありませんが、智将要圭にいい選手だったと言われているので、打撃やキャッチャーとしての能力もそれなりに高かったと推測できます。
忘却バッテリー山田太郎が野球を辞めたきっかけとは？
山田太郎が野球を辞めたきっかけは、秋津シニアが宝谷シニアに所属している清峰葉流火と要圭の怪物バッテリーと対戦した際、その圧倒的な実力を目の当たりにしたことで、自分の限界を感じてしまったことです。
第1巻にも描かれていますが、「鎖国して竹やりふるってた僕にとって怪物バッテリーとの対戦はまさに黒船襲来だ」と言っています。
これが彼にとって大きな挫折となり、野球を辞める決心をしました。
そして、野球部のない小手指高校に入学しましたが、なぜかそこで再び清峰と要に再会し、清峰の誘いを受けて野球部に入部することになります。
忘却バッテリー山田太郎のポジションやチームでの活躍について調査！
当初、小手指高校では部員の人数も少ないため、山田太郎は複数のポジションを守ることになります。
打撃に関しては、その堅実な実力からチャンスを広げたり、タイムリーを放ったりと要所要所での活躍が目立ちます。
忘却バッテリー山田太郎の小手指高校でのポジションはどこ？
小手指高校に入部してから帝徳高校との練習試合まではセンターを守っていました。
しかし、その試合で藤堂葵の送球イップスが発覚、その克服を手伝うためにファーストとして練習に付き合います。
もともとキャッチャーをやっていたことから、ハンドリングがうまく、ショートバウンドやハーフバウンドにうまく対応できるため、藤堂の送球イップスもだんだんと改善されていきました。
その堅実な守備力と人柄の良さもあって、ファーストが適任だと千早に言われ、そのままファーストとしてやっていくこととなりました。
忘却バッテリー山田太郎のチーム内での役割は？
山田太郎はチーム内自らリーダーシップを発揮し、他の選手たちをまとめるタイプではありません。
どちらかというと縁の下の力持ちタイプです。
クセの強い同学年の面々の中では常識人であり、温厚な性格のため、みんなのまとめ役になることが多いです。
ただ内心では、要のお調子ものな言動に対して辛辣なツッコミを入れたりと、きついツッコミもします。
温厚な人柄で誰からも信頼されている山田太郎は、2年に上がり小手指野球部のキャプテンになることになりました。
第103話では、baseboyという野球専門ショップの店長とのやり取りで、「要圭はカリスマ性も主導力も持って本当にすごい。僕なんかがキャプテンをやってよかったのかなって申し訳なくなるんですけど、最近は逆に僕がやらなきゃなって思うようになった」と語っています。
「だからみんなが練習できるように雑務は全部やりたい。そういうチームの支え方も悪くないと思っている」と言ってみたり、自己犠牲の精神がありますね。
しかし、baseboyの店長に「今の話は全然乗れない、雑務はみんなでやるものだし、チームメイトは雑務を押し付けたくてキャプテンに選んだわけじゃないだろう」と言われます。
さらに、「これは野球がうまいやつのミットだ、山ちゃんもチームの主力の一人、縁の下に回ってる暇はない。お行儀のいいこと言ってるんじゃない、チームの勝利はやまちゃんにもかかってるんだ。1選手としてもっと上手くなる」と一括され、「僕甘えてました、もっと頑張ります」と気合を入れ直していました。
こういうところに真面目さと性格の良さが現れていて好感の持てるキャラクターですよね。
実際に山田太郎ファンの反応として、
天才と秀才に囲まれている中、凡人が努力で活躍して、天才たちもその実力をちゃんと認めているところが好きなんだ
といった声があります。
他の野球漫画でも、こういったキャラクターは存在しており、渋い働きをするキャラクターとしてファンが多いような気がしますね！
実際に100話記念の人気キャラクター投票で2位になっていますし、山田太郎は人気なんですよね。
忘却バッテリー山田太郎の小手指高校での活躍は？
守備位置は1年の頃からファーストに固定されましたが、打順の方は今まで5番を打っていました。
監督の考えや山田太郎のファンであるのbaseboyの店長は、もっと成長すればいろいろな打順にできるという思いがあったようで、実際に夏の予選の頃には2番に定着しています。
予選第1試合で2番に抜擢され、早速バントを決めています。
baseboy店長からも「努力家だからしっかり2番の仕方を覚えている」と評価されています。
主人公である要圭や清峰葉流火、藤堂葵や千早瞬平など、実力が突出しているキャラクターが多いせいか、山田太郎は陰に隠れがちですが、彼も劣らずレベルアップしています。
新1年生が入部してきたときの紅白戦で、サブキャラの面々の成長を確認できるシーンがありましたが、山田太郎が成長したり覚醒するようなシーンがなかったので、ぜひ山田太郎が成長したシーンも描いてほしいところです。
個人的にルーキーズの御子柴進の要素もあると感じているので、将来的にクライマックスの重要な試合などで思わぬ活躍をしたりするのかなと期待してしまいますね！
これからの活躍が楽しみでずね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「忘却バッテリー山田太郎の実力は？ポジションやチームでの活躍について調査！」というテーマでお届けしました。
山田太郎は中学時代から高い実力を持つ選手であり、小手指高校でもその実力を発揮し続けています。
縁の下の力持ちタイプで、目立った能力がないと自覚していることから、自己肯定感が低いように見受けられるその姿と、人柄の良さに人気が集まっています。
キャラクター個人では、要圭の記憶が戻るかどうかに注目が行きがちですが、今後の山田太郎の活躍、覚醒に注目して行きたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました♪
