忘却バッテリー記憶戻るのは何話？思い出すきっかけやその後を調査

アニメ放送も絶好調で、原作も大人気漫画である忘却バッテリーで、要圭が記憶取り戻すシーンがどこだったか気になりますよね。

この記事では、主人公の要圭が記憶を取り戻す瞬間を描いたシーンを詳しく解説します。

さらに、記憶喪失の原因や記憶が戻った後の展開についても触れています。

「忘却バッテリー記憶戻るのは何話？思い出すきっかけやその後を調査」というテーマに沿って、要圭の成長と物語の新たな展開を深掘りしていきます。

物語の魅力を再発見し、次の展開が待ちきれなくなること間違いなしです。

最後までぜひご覧ください♪

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忘却バッテリー記憶戻るのは何話？

ジャンプ+で連載中の忘却バッテリーの主人公「要圭」は、実は天才キャッチャーとして有名な選手でした。

しかし、物語の冒頭で要圭は記憶喪失に陥り、過去の記憶を失います。

この記憶喪失は物語の中心的なテーマとなっており、要圭が自分を見つけ直し、再び野球に情熱を燃やすまでの過程を描いています。

忘却バッテリー記憶喪失の原因は？

まず、漫画の最初に要圭が頭に包帯を巻いて病院のベッドで寝ているところが描かれています。

これだけを見ると何か事故にあったのか、脳に強い衝撃が加わって記憶喪失になったのかと勘違いしますよね。

ただ、記憶喪失になった明確なシーンは描かれていないため、本当に事故にあったのかもわからず、様々な憶測がでていました。

記憶喪失の直接的な原因は作中ではまだ不明ですが、要圭が記憶を失ったきっかけについては既に描かれています。

実際には、要圭は単に記憶を失ったのではなく、二重人格者でした。

元々、要圭は陽気な性格で、「智将」と呼ばれていたクールな人格は彼が作り上げた別の人格だったのです。

忘却バッテリー記憶が戻る瞬間とその話数は？

要圭が最初に記憶が戻ったのは、第3巻の第19話です。

忘却バッテリーでは、智将時代の要圭の記憶が比較的早い段階で戻ります。

この話では、試合中に要圭が強い衝撃を受ける場面が描かれ、その瞬間にフラッシュバックが起こります。

フラッシュバックには、彼の幼少期の思い出や、初めて野球に触れたときの感動が含まれており、これがきっかけとなって記憶が戻ります。

このシーンは非常に感動的で、彼の内なる葛藤と成長を強く描写しています。

この時点で要圭は智将としての記憶を完全に取り戻し、しばらくの間その状態で生活を続けます。

しかし、時間が経つにつれて主人格である「アホ圭」が徐々に現れ始め、第24話では再びアホ圭に戻る展開となります。

その後、要圭の中で2つの人格が対立し、やがて脳内で対話を始めるようになります。

そして、物語の第10巻65話で要圭はついに記憶を完全に取り戻します。

 

忘却バッテリー記憶を思い出すきっかけは？

二重人格者である要圭の記憶が最初に戻るきっかけは、試合中に経験した強烈なフラッシュバックです。

彼が幼少期に初めて野球に触れた瞬間や、初めてホームランを打ったときの感動が蘇ります。

これらの思い出が、彼の記憶を取り戻す鍵となりました。

そもそも彼は過去にどんな人物で一体何が原因でこうなってしまったのでしょうか。

忘却バッテリー要圭の過去はどうだった？

宝谷シニアに所属していたころ、要圭は冷静で状況判断に優れた天才捕手として知られ、清峰葉流火とのコンビは「怪物バッテリー」として有名でした。

当時、現チームメイトの千早瞬平や藤堂葵と対戦しているのですが、千早瞬平が挫折するきっかけを作ったり、藤堂葵が送球イップスになった相手でもありました。

しかし、要圭は子供の頃、野球の厳しい練習に耐えられず、しばしばサボるようになってしまいました。

そんな中、自分が練習に行かない間に、清峰葉流火の投球フォームが変わってしまったことに気づきます。

天才投手だと一目置かれていた清峰葉流火は、周囲の大人たちから善意のアドバイスを頻繁に受けていました。

しかし、そのアドバイスがかえって葉流火のフォームを崩してしまう結果になっていました。

清峰葉流火の才能がこのままでは潰れてしまうと危惧した要圭は、葉流火に対し、「自分のことだけを信じろ」と言い切ります。

自分の言うことが「絶対正しいこと」だと宣言した要圭は、その言葉の重みに大きなプレッシャーを感じ始めます。

清峰葉流火の絶対的な存在になると決心した要圭は、「ぜったいノート」を作り、日々の努力を重ねていきます。

そして、次第に「智将」と呼ばれる冷静沈着な人格が形成されていったのです。

忘却バッテリー要圭が二重人格になったきっかけは？

要圭が宝谷シニアに所属していたときの出来事です。

理想とする自分の姿になるために、娯楽を全て捨てて葉流火の隣に並び続けるために懸命の努力を重ねていました。

こうして理想とする自分を作り出した要圭は、本来の自分と理想とする自分との乖離によってだんだんと苦しくなっていき、その状況に耐えきれなくなった時に一時的に“智将・要圭”に成り代わっていたのです。

いつの間にか、自分が理想とする姿が別の人格を持つようになったのだとか。

そして、葉流火と並ぶために懸命に努力した結果、試合で勝てば投手のおかげ、負ければ捕手の責任と言われるようになり、次第に野球を楽しめなくなっていきました。

また、葉流火と共にもっと上手くなるため、周囲に対しても厳しく接するようになりました。

無理をして「智将要圭」を演じ続けなければならないと感じていました。

要圭は、超強豪校と名高い大阪陽明館高校へ進学をしたくて、そのスカウトを心待ちにしていました。

数々の強豪校からスカウトの声がかかる中、念願の陽明館からの誘いがあり、要圭は喜びに満ちていました。

しかし、大阪陽明館高校から声はかかったが、葉流火のバーターとしか考えていないことを知ってしまいました。

そして、これまでの苦い記憶が急に蘇り、野球のことを消し去りたいと強く願いました。

念願の学校からのスカウトが、幼なじみの葉流火のついでだと知ってしまったのは、ショックが強すぎました。

ここで無意識に作り上げていた別人格に辛い記憶を押し付けることで、記憶を失ってしまったのかもしれません。

二重人格とは？

記憶喪失の原因は事故で一時的な記憶をなくしたのではなく、解離性同一障害という病気ということになります。

解離性同一障害とは、昔は「多重人格障害」と呼ばれていました。

これは神経系の病気で、子供時代に適応能力を遥かに超える激しい苦痛や体験によってできるトラウマなどで一人の人間の中に全く別の人格が複数存在するようになることを指します。

忘却バッテリー要圭の記憶が完全に戻るまでの経緯

ある日、帝徳高校との練習試合で、葉流火の投げたボールが要圭のマスク越しに顔面を直撃し、これが記憶を取り戻すきっかけとなりました。

マスク越しに頭部に強い衝撃を受けた要圭は、一瞬視界が歪みます。

試合中にもかかわらず、その違和感の正体について考えを巡らせる要圭。

決定的な瞬間ではなかったものの、この衝撃が一因となり、翌日突然要圭の記憶が戻りました。

最初は幼なじみの葉流火さえも気づきませんでした。

しかし、会話をしているうちに、微妙に噛み合わない部分が出てきて、「記憶が戻ったの？」と聞かれ、「おう、心配かけたな」と答えたのです。

試合中のボール直撃による衝撃と、それに伴う様々な考えが、要圭の脳を疲弊させ、記憶を戻す結果となったのでしょう。

忘却バッテリー「ぜったいノート」とは？

練習試合以降、また記憶喪失状態に戻った要圭。

しかし、ある日母親から段ボール箱を渡されます。

その中には、幼少期に自分で書いた「ぜったいノート」がありました。

このノートには、「野球きつい！！！やめたい！！やばい」「足で投げる！！！先に下半身を動かす」など、練習で気づいたことや、葉流火を励ます言葉、投げ方のコツがびっしりと書かれていました。

当時、要圭は葉流火とバッテリーを組むために「絶対」と言える存在になるため、必死に練習と勉強を重ねていました。

過去の自分の努力に鼓舞され、素振りや走り込みを「あともう少し」とさらに頑張るようになっていきました。

そして迎えた公式戦で、要圭はノートにかいてあることを実践し、見事にホームランを放ちます。

このノートが要圭の記憶を呼び覚ますきっかけとなりました。

忘却バッテリー要圭が帝徳高校戦で完全に記憶が復活する

帝徳高校との再戦で、今度こそ負けたくないという気持ちで挑んだ要圭のチームは、序盤に2点を先制しますが、帝徳高校の攻撃と守備に苦戦します。

そんな中、相手のエースが打者の時に、キャッチャー上空にファールを打たれます。

追いかけていった要圭は、キャッチはしたが、勢い余ってフェンスに激突します。

一瞬気を失うも、その瞬間に過去の嫌な記憶が頭の中を駆け巡ります。

この一連の出来事が、要圭の記憶を完全に復活させるきっかけとなったのです。

 

忘却バッテリー要圭が自分の中に別人格がいるということを自覚

帝徳高校との試合で小手指高校が同点で8回を迎えると、1・2番打者が抑えられ二死満塁のピンチに。

ここで打順が回ってきた要圭は、内角を攻められるツーアウトの状況で幼少期の自分と心の中で対話を始めます。

「お前ならできる」と過去の自分から励まされ、二塁打を放ちます。

懸命にベースを回る最中、頭の中に現れた「智将要圭」に「走らないと負けるぞ」と言われ混乱しますが、チームメイトの声に後押しされ三塁へ向かいます。

走っている間も頭の中で続く対話では、智将要圭から「走るか負けるか」と迫られ、幼少期の自分からは「全力で行け！」と背中を押されます。

結果、ランニングホームランを決めて小手指高校が一点リードします。

しかしその後、帝徳高校に逆転を許し、試合に敗れてしまいます。

悔しさの中で要圭に異変が起こります。

それは、「智将・要圭」の復活でした。記憶喪失だった要圭は、自分の身体が乗っ取られたように感じます。

この状況は、一つの身体に二つの人格が存在していることを意味していました。

要圭は、二重人格になってしまっていたのです。

 

忘却バッテリー記憶が戻ったその後を調査

記憶喪失により「智将」である要の存在は一時的に消えていましたが、主人格である「アホ圭」が再び野球と出会い、気づかぬうちに過去の自分を模索し続けた結果、「智将・要圭」が蘇ってしまいます。

2つの人格に分かれてしまった要ですが、智将・要圭は自ら消えることができないと告げます。

彼は「俺は消えたいから、潜在意識から書き換えよう」と提案し、「俺の存在を超えてみせろ、それまでは協力してやるよ」と言い残します。

こうして、智将・要の助言を受けながら、主人格の要は二重人格のまま生活を続けることになります。

要圭が記憶を取り戻した後、彼は再び野球に情熱を注ぐようになります。

記憶喪失中に培った新しい視点と過去の記憶が合わさったことで、彼のプレースタイルには新たな深みが加わります。

チームメイトと共に、彼はさらに高いレベルの試合に挑むことになります。

要圭の記憶が完全に戻ったことは、チーム全体にも大きな影響を与えます。

チームの士気が高まり、より一層団結力が強まります。

彼の指導や戦略的な洞察は、チームメイトにとっても大きな学びとなり、全員が成長していく姿が描かれます。

 

忘却バッテリー物語の新たな展開とみどころ

要圭の記憶が戻ったことで、物語は新たな展開を迎えます。

彼の過去と現在が交錯し、新たな試練や挑戦が待ち受けています。

彼が過去の記憶とどう向き合い、どのように成長していくのかが、今後の物語の大きな焦点となります。

原作最新話では、多重人格の智将との関係に新たな展開が待ち受けています！

また、忘却バッテリーは解離性同一障害をテーマに、自己探求とアイデンティティの確立を描いています。

要圭の記憶喪失は彼の成長と再発見を象徴しており、記憶を取り戻すことで過去と向き合い、新たな未来に進む姿を描いています。

物語は家族や仲間のサポートの重要性も大事なことだと気づかされます。

要圭が記憶を失った後も、家族や仲間が彼を支え続けることで、彼が再び野球に挑む力となります。

友情や家族の絆の大切さを感じ取ることができます。

週刊誌ではなく、ウェブ連載だったからこそ生まれた独自の面白さや、過去のエピソードは感動的ですが、それを補う素晴らしいストーリーテリングなど、高校野球漫画の展開は予想がつきやすいものの、それでも面白さを感じさせる作品です。

ギャグのセンスも抜群で、序盤のコメディパートから、野球試合の本格的なシーン、そして部員たちが抱える心の傷を描くシリアスな場面まで、『忘却バッテリー』の多彩な魅力が読者を引きつけています。

また、少年ジャンプでは長期連載の野球漫画が少ないことから、アプリ連載ながらもジャンプの看板野球漫画として期待が高まっているようです。

時折挟まれる回想シーンを含め、リアルとフィクションが巧みに織り交ぜられたこの作品を、まだ読んでいない方に強くおすすめします。

他の野球漫画やスポーツ漫画にはないテーマで描かれているので、読んでいてとても楽しいですし、いろいろな気づきを与えてくれる漫画ですね。

こういったところも今後楽しみにみていきたいポイントですね！

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まとめ

いかがでしたでしょうか？

「忘却バッテリー記憶戻るのは何話？思い出すきっかけやその後を調査」というテーマで、要圭が記憶が戻るシーンの話数と思い出す過程、記憶が戻ったことによる影響について詳しく解説しました。

主人公の記憶喪失がテーマということが、彼の成長と再発見を描く上で重要な要素であり、物語全体に深い影響を与えています。

彼の記憶が戻ってからの展開や、チームの成長に触れることで、読者は「忘却バッテリー」の魅力をさらに深く理解することができます。

このように、「忘却バッテリー」は単なる野球漫画ではなく、記憶喪失というテーマを通じて、自己探求や人間関係の深さを描いた作品です。

要圭の成長と彼を取り巻く人々との絆が、物語にさらなる深みを与えています。

2024年6月4日には最新刊18巻が発売されています。

ぜひ一度、この作品を手に取って、その魅力を感じてください。

最後までご覧いただきありがとうございました♪