2024年5月17日から3週連続で映画ジュラシックワールドシリーズが金曜ロードショーで放送されます。
そんなジュラシックワールドシリーズですが、吹き替え版を実際に視聴した方々の間で「ひどい」との声が多く聞かれています。
特に主要キャラクターの声優陣については、「吹き替えが下手だ」との評価が目立ちます。
この記事では、「ジュラシックワールド吹き替えひどい?下手だと思われる理由を紹介!」というテーマで、具体的な例や口コミを交えて詳しく解説します。
また、どの役が特に下手だと感じられるのか、その理由についても深掘りしていきます。
吹き替え版を視聴する際に役立つ情報や、映画をより楽しむためのヒントを得ることができます♪
最後までぜひご覧ください!
Contents
ジュラシックワールド吹き替えひどい?
大人気シリーズ「ジュラシックワールド」は、その壮大なストーリーや迫力の映像で注目を集めていますが、吹き替え版の声優の演技がひどいという批判も少なくありません。
特に、ジュラシックワールドの吹き替えがひどいと言われる原因になった2役がいます。
オーウェン・グレイディ(演:クリス・プラット)
日本語吹き替え版では玉木宏さんが声を担当しています。
クレア・ディアリング(演:ブライス・ダラス・ハワード)
木村佳乃さんが担当しています。
共に俳優業で活躍しているお二人ですね。
吹き替えが下手そうというイメージはないのですが、実際はどうなんでしょうか。
吹き替えの口コミは?
ネット上の口コミではこのような意見がたくさんあります。
クリス・プラットは山寺宏一さんか三上哲さんで。
こうしてみると散々な言われようですね。
舞台やドラマで人気の俳優・女優さんで演技にも定評があるのに、なぜここまでひどいと言われてしまっているのでしょうか。
吹き替えが下手だと思われる理由は?
ジュラシックワールドの吹き替え版について、「ひどい」という評価がなされる背景には、声優陣の演技や翻訳の質、音響のバランスなど複数の要因が関わっています。
以下に具体的な理由を掘り下げてみます。
「ジュラシックワールド」の吹き替え版がひどいと言われる理由は、主に以下の4つに集約されます。
- 声優の演技力不足
- 翻訳の質の低さ
- 音響のバランスの悪さ
- クリス・プラッドの吹き替え声優のイメージが定着している
これらの要素が組み合わさり、視聴者にとって満足のいかない結果になっています。
声優の演技力不足
オーウェン・グレイディ役の玉木宏さん
玉木宏さんは俳優としての実力がありますが、声優としての経験は少ないため、感情表現が不足していると感じる視聴者が多いです。
特に、クリス・プラットのようなカリスマ性を声だけで再現するのは難しいのではないでしょうか。
クレア・ディアリング役の木村佳乃
木村佳乃さんも同様に、感情表現が平坦でキャラクターの深みが感じられないとの意見があります。
ブライス・ダラス・ハワードの演技を再現するのに苦労しているように見えます。
そもそも俳優と声優では演技の仕方が全く違います。
俳優は感情を声表現体の動きなど全てを使って演技をするものですが、声優は感情を全て声によって表現をします。
当然、そこには俳優業と声優業の技術の違いがあります。
声優に必要な技術力
- 1.演技力
声優はキャラクターの感情や性格を声だけで表現するため、高い演技力が必要です。台詞をただ読むだけでなく、その場面や状況に応じて感情を込めることが重要です。
- 2. 声の幅
声優はさまざまなキャラクターを演じるため、声の幅を持つことが求められます。これは、年齢、性別、性格など異なるキャラクターに対応できる多様な声を出せることです。
- 3. 発声と発音
クリアで聞き取りやすい発声と正確な発音は、声優にとって基本的な技術です。特に日本語では、発音の微妙な違いが意味の違いにつながることが多いため、正確な発音が重要です。
- 4. リズム感とテンポ
台詞のリズム感やテンポも重要です。特にアニメーションやゲームでは、キャラクターの動きや場面の展開に合わせたリズムで話すことが求められます。
- 5. マイクワーク
声優は録音ブースでマイクを使って演技をします。マイクの距離や角度を適切に調整して、最良の音質を保つ技術が必要です。
- 6. 即興力
時にはスクリプトにない台詞や反応を即興で演じることもあります。即興力は、特にアフレコや吹き替え作業で重要です。
- 7. ダブリングとリップシンク
アニメや外国映画の吹き替えでは、キャラクターの口の動きに合わせて台詞を話す技術が求められます。これをリップシンクといい、自然な流れで話すためには高度な技術が必要です。
- 8. キャラクター分析
声優はキャラクターの背景や性格、物語の流れを理解し、それに基づいて演技を行います。これにより、より一貫性のあるキャラクター表現が可能になります。
翻訳の質の低さ
ジュラシックワールドの吹き替えは直訳が多く、会話が不自然に感じられることが多いです。
例えば、英語のジョークがそのまま翻訳されるため、日本語としては意味が通じにくく、視聴者が理解しづらくて笑えない場面が多いです。
英語のジョークって説明されてもわからないことの方が多いですよね。
こういったシーンを、アドリブで違和感なく面白い吹き替えが聞けたりすると、どんどん映画が楽しくなってきますよね。
例えば、バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズは吹き替え声優さんの技術力が高くて、本作のニュアンスをうまく表現できている名作の1つです。
マーティ役を山寺宏一さん、ドク役を青野武さんが担当しているバージョンは、絶妙な吹き替えて何度聞いても違和感なく楽しめます。
俳優さんにここまで求めるのは酷なことだとは思いますが、ある程度の技術力がないと質が低いと思われてしまうでしょう。
また、文化的な背景の欠如も影響しています。
文化やニュアンスを理解せずに翻訳されているため、特に感情や微妙なニュアンスが伝わりにくくなっています。
これにより、キャラクター同士のやり取りが機械的に感じられることがあります。
これは日本語を英語に翻訳した場合を考えると想像がつきやすいと思います。
日本語が持つ表現は英語に翻訳すると、訳が分からないことになりやすいのと一緒ですね。
音響のバランスの悪さ
ジュラシックワールドは、アクションシーンでの効果音が強すぎて、声が聞き取りにくくなっているとの意見があります。
音響効果が映画全体の臨場感を高める一方で、重要な台詞が埋もれてしまうため、ストーリーの理解に支障をきたすことがあります。
ミキシングも問題で、声優の声と背景音のバランスが悪く、特に緊張感のある場面で声が聞き取りにくくなることがあります。
英語バージョンなら違和感はないのかもしれませんが、視聴者にとって非常にストレスフルであり、映画の楽しさを損なう要因となっています。
クリス・プラッドの吹き替え声優のイメージが定着している
ジュラシックワールドのオーウェン役を担当しているクリス・プラッドですが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、トゥモロー・ウォー、アベンジャーズシリーズの出演作品で日本語吹き替えを担当しているのが山寺宏一さんです。
これらの作品を見てきた人は、クリス・プラッド=山寺宏一というイメージが意識せずとも定着してしまっているので、玉木宏さんが声優をされていることに違和感を感じてしまうのではないかと思います。
山寺宏一さんの印象が強すぎます、すごいですね!
また、ジュラシックワールドでクレア役のブライス・ダラス・ハワードさんの吹き替えを一番多く演じているのは声優の甲斐田裕子さんです。
このお二人が声優が演じていたら、多くの人がイメージ通りの声だと感じて、より映画を楽しめたのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「ジュラシックワールド吹き替えひどい?下手だと思われる理由を紹介!」というタイトルでお届けしてきました。
吹き替え版に対する視聴者からの評価は厳しく、「吹き替えがひどい」「下手だ」という声が多く聞かれます。
特に、主要キャラクターのオーウェン・グレイディ役の玉木宏さんと、クレア・ディアリング役の木村佳乃さんに対する批判が目立ちます。
これらの役に対しては「演技力不足」や「感情表現が平坦」との指摘が多く、吹き替えの質の低さが問題視されています。
また、翻訳の質や音響のバランスの悪さも、視聴者にとってストレスとなっている要因です。
視聴者の中には、クリス・プラットの吹き替え声優として定着している山寺宏一さんのイメージと異なることに違和感を感じる人もいます。
これらの要因が組み合わさり、吹き替え版に対する評価が低くなってしまっています。
とは言え、作品はダイナミックな演出が多く、迫力があるのでとても楽しい内容ですよ!
ぜひ金曜ロードショーやSODで作品を楽しんでくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました♪